こんにちは。奥村です。

 

 私は滋賀県大津市で「人の心」を大切にする独自の事業/サポートを展開しております。

私は今まで幾つかの職業を得て、福祉の世界に十数年前に身を置きました。

 福祉の世界に出会うまでは、社会や人に会社に喧嘩上等(本当の喧嘩ではないですよ)で反発して生きてきました。

今から考えるとそう思います。

  若かりし頃の私は社会の中で誰を信じ、誰を求め、誰を仲間とするのか?どこへ向かうのか?何がしたいのか?人はなぜ傷つけ合うのか?人はなぜ分かり合おうとしないのか?そして自分が何者なのか?何ができるのか?世間知らずの若造が偉そうに甘えた考えを持っていました。

 正直自分が何がしたいのかなんて答えなんかありませんでしたし、考えることもなかったです。

けど、いつも心の奥に何かわからない得体の知れない燻り続ける物が消えずに日々を過ごしていたと思います。

 正直、人に自慢できることはなく、ただただ独りぼっちで生きる道を自ずと選び積み重ねてきたように思います。

そんな私が、福祉の世界に飛び込んだのです。(ここの話を聞くと「え〜」ってなりますよ)

現場では、車いすの押し方、高齢者の方への声のかけ方、食事・入浴・排泄介助の仕方など全く知りませんでした。

そんな中で何千時間と福祉にかかわりました。

自分なりにもがきました。叫びました。動きました。泣きました。言い合いをしました。挫折しました。

 

けど、なぜか温かったんです。

理由?

なぜなんだろう?

そんなこと分かりません。

そこに理由が必要なのでしょうか?(必要なら答えますけど:今なら答えられるという意味です)

ただ一つ僕の心が温かくなってたんです。

そこから自分が少しずつ変わることができたんです。

 

福祉の世界を経験したから今があるのですが、それだけではありません。

他にも人から言葉やぬくもりをいただいたり、いくつもの経験をしたり、自分を見つめる時間を作ったり、人の心を知ろうとする時間を作ったり、社会の動きを勉強したり、介護を勉強したりしました。

そんな中で常にかけられた言葉がありました。「あなたは何ができるの?」「あなたは何がしたいの?」

何百回、何千回、何万回とこの言葉を嫌ってほど聞いてきました。(正直めっちゃ辛い言葉でした😭)

そうなんです。冒頭にも書いていますが自分が誰なのか?何がしたいのか?自分自身が何なのかがこれっぽっちも分かっていなかったんです。ただ粋がっていただけで、着飾っていただけで中身のない男だったんだと分かるまで何十年もの月日と時間がかかりました。(けど、プライドは持ってます)

私は福祉の世界で人が出会うことの素晴らしさと繋がることの本当の大切さを知れたんです。もっと深く表現するなら、出会いと繋がりの先にぼんやりとした自分が形にできそうな漠然とした物が見え始めようとしたからです。 

ずっと持ち続けて来た心の奥に何かわからない得体の知れない物が浮き出てくる感覚でした。

 そして心に残る出来事や言葉もいただきました。

いろいろな言葉をいただきましたが、「福祉はネットワーク」って言葉は今も心に残っています。

その感覚と経験から、私にできることを形にしてきました。

最初の一歩はまず、私自身を変える事でした。悪い意味ではなく、今まで「独りよがりになっていなかったのか?」と自分自身と向き合うことでした。人や社会を受け入れられる心の器を作ることが大切であり、自分自身を社会や人の中に身も心もおける良き方向へと変えて人と向き合い理解し合う、互いを尊重し合う、協力し合う、支え合う、そして何かを作り上げることでした。

 

人は「心の持ち方や考え方」で人へのかかわりや生き方までもが変わります。

 今、「喧嘩上等」から「介護上等」へそして「心上等」へ、私が想う心(こんな心を持ち人と繋がろう)を、このホームページを通じて、全国のみなさんに伝わればと思っています。

私は私ができることを日々考え形にし、実践していこうと毎日を生きています。

 

私の頭の中は常に夢の実現に満ちた実現可能空間となっています。